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【トルコ旅行記】浪漫溢れるカッパドキアへ到着!洞窟ホテルとトルコの絶品ビールを紹介

トルコ旅行記Part6

 

カッパドキアへ向かうため、カディキョイからBiTaksiを利用してイスタンブール空港へ行きました。

朝の6:30に出発する飛行機なので夜中3時に宿を出発。

時間的にタクシーがあるのか心配でしたがアプリで確認をすると

たくさんのタクシーが動いていて一安心。(夜遅くまでご苦労様です…)

BiTaksiアプリではリアルタイムで提携タクシーの所在地を教えてくれるのでイスタンブール移動の強い味方です。

 

 

 

明け方のイスタンブール空港

タクシーに乗車後、1時間ほどで空港に到着。

乗車料金は500リラ(2500円ほど)で空港に着くことができました。

タクシーの運転手さんが行き先を尋ねてくれたおかげで、目的のゲートの前に停車。

イスタンブール空港は国内線と国際線があるので、ゲートを間違えると大変なことになります。

なのでトルコの方からのこういった細やかな配慮が心の底から嬉しいです。

 

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▶︎国内線ロビー行きのゲート

 

入り口に入るとすぐに手荷物検査場がありました。

出発ロビーの手荷物検査とは別で、空港に入る際に必要な手続きとなります。

セキュリティの高さが伺えます。

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▶︎入口すぐの手荷物検査所

 

AM4:00 頃にもかかわらず、既に空港内のお店はほとんど開いており、

美味しそうな料理達が食欲衝動を突ついてきます。
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空港内でも街中でも朝はパンが主流なようで

店頭に並ぶパンやサンドイッチのレベルが高く、気を抜くと誘惑に飲み込まれそうになります。

なんとか誘惑を振り切り、国内線出発ロビー側へ向かいました。

 

搭乗時刻まで時間があったのでプライオリティパスで入場ができる

「IGAラウンジ」へと向かいました。

 

国内移動の最強の味方「iGA LOUNGE」


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▶︎青い看板が目印

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移動疲れを出発の前に癒すことができるのは本当に有り難いことです。

重たい荷物を下ろして、ひと時の安らぎと腹ごしらえにいざ。

 

いわゆる部屋の中にある密室タイプのラウンジではなく

通路の脇に位置していました。

しかし、壁や観葉植物で通路からは視界が遮られていますし

この後の搭乗ゲートへの移動を考えるとなかなか良い設計だと思いました。

ラウンジの中は長方形の形になっており、時間が理由だと思いますが

混雑しておらず、広々として見えました。
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国民的モーニングドリンクのチャイも常備されていました。

トルコに到着してから、まる一日…

もう朝のチャイがない生活には戻れません。
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▶︎このグラスを見ると瞬時に脳がチャイを求めるように

 (これが条件反射!?)


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▶︎無限にチャイが湧き出る魔法のジャグ

 

トルコビールを感受

まだ早朝なんですけど…

自分、一杯いいでしょうか??

無料でお酒が楽しめる上に、

キンッキンのビールが用意されているだなんて、IGAラウンジ最高。

写真にある右側の「EFES」と左側の「BOMONTI」はどちらもトルコで作られており国民に愛飲されているビールです。

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トルコには「トルコ三大ビール」というものがあり、上記の二つの他には「TUBORG」というブランドがあるそうです。

今回はBOMONTIをいただきました。

このビールが個人的にドンピシャで最高に好きな味わいでした。

 

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ボトルの重厚感のあるぼってりとした見た目とは裏腹に

味わいは非常にスッキリとしていてそこまで苦味などはなく、身体に馴染むような感覚でした。

麦感やコクはあるのでビールを飲む満足度はしっかりあるのですが際立った特徴や癖がないので食事にも合いそうです。

シーンを選ばず、ハイパフォーマンスな味わいを提供してくれる、高偏差値ビールだと思いました。

正直日本で売っていたら確実に選びます。

 

私はビールが大好きで(実はビール検定二級持ち)

その中でもポーターやスタウトなどの黒ビールを好んでいます。

BOMONTIの見た目からその辺りのしっかりとした濃ゆいビールを想像していましたが

その期待は最高にいい形で裏切られました。

素敵な発見に感謝。

 

◆トルコのビール事情

トルコはイスラム教が国教を持ちながらも、ビールをはじめとしてアルコールに非常に寛容です。

歴史的にはトルコ共和国は1923年の建国時に、初代大統領ムスタファ・ケマルによって世俗主義が強調されたことが大きいようです。

この改革は宗教と国家を分離し(日本で言う政教分離)、西洋的なライフスタイルを推進する流れの中で、アルコールの消費も許容されるようになったのですね。

アルコール飲料の製造と販売は極めて重要な経済活動であり、政府にとっても大きな税収源の一つとなりますし、観光の発展に力を入れる国であれば尚更ですよね。

そもそもトルコ共和国成立前のオスマン帝国時代からビールの長い歴史があり、その当時から国内でビールの製造も行っていたようです。

トルコ人とお酒は切っても切り離せない関係なのでしょう。

多種多様な文化を受け入れていた過去の歴史が根強く現代まで引き継がれているのですね。

また、トルコにはBIRAHANE(ビラハーネ)という、ビールを提供するスタイルのお店があります。

居酒屋やパブのことを指すようですがトルコ国内で生産されるビールだけではなく、輸入ビールなども提供されるようです。

ビラハーネは友人や同僚との社交場として利用されるようで仕事帰りに立ち寄ってリラックスしたり、週末に友人と集まって過ごす場所として人気だそうです。

(ここも日本人に通ずるところを感じますね)

今回の旅では行くことができなかったので、次回の旅ではより、トルコを深く知るために必ず立ち寄ろうと思います。

 

ビールの他に、食事やおつまみ等もたくさん用意されていました。

この場で一番美味しかったのは瑞々しいきゅうりでした。

私が水不足だったのか、きゅうりを構成する水分が身体に染み渡り、細胞が喜んでいました。

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▶︎トルコの生鮮野菜は本当に美味しい


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▶︎ソースがたくさんあり、飽きを感じさせない
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▶︎ナッツBOX

 

軽食だけではなくしっかりとしたご飯やスープも置いてありました。

トマト味のスープが美味しかった。
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楽しいひと時を終えてカッパドキアへ向かうべく、ターキッシュエアラインズに搭乗。

向かうはネヴシェヒル空港(Nevsehir-NAV)です。

まず、カッパドキアに行くのにネヴシェヒルと言う空港を目指すこと自体、最近になって知りましたが…

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ネヴシェヒル空港(Nevsehir-NAV)

1時間半ほどでネヴシェヒル空港へ到着。

外に出ると到着客達が大勢集まり、車を探していました。

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提携先のホテル送迎の車がある人たちはスムーズに移動していましたが

(私のように)そうでない人は乗合タクシーを使用しなければならないようで

本数があまりないため、この場で30分ほど立ち往生してしまいました。

(世界的な観光地なだけあって、カドゥキョイでは全く見かけなかった日本人観光客もここでは結構見かけました。)

 

なんとかタクシーに乗り込み、目的地の宿を伝えて出発です。

イスタンブールとは全く違う街並みにワクワクしてきました。
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走り始めてまもなく、これぞカッパドキア!と言う景色が見えてきて車内でも歓声が湧きます。
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オルタヒサルの洞窟ホテル

この後、続々と続々と降りてゆき

ほとんど最後の乗客となり、宿のあるオルタヒサル(Ortahisar)に到着。

本日泊まるのは洞窟をくり抜いたような入り口のCAVE HOUSEです。

こちらの宿に二泊する予定です。f:id:nao_trip:20240524102458j:image

▶︎外から見る我が家

 

家主の方が中を案内してくれました。

ベランダから見える景色に驚嘆です。

毎朝目覚めたらこの景色が見られると思うと、大袈裟ではなく生きてて良かったとさえ思いました。
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▶︎ベランダA越しの景色
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▶︎ベランダB越しの景色

 

素敵なのは外だけではありません。

部屋の中のデザインも本当に可愛らしくて、装飾や小物などどれも洗練されています。

家の中でも外でもいくらでも過ごしていたい、最上の空間。
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▶︎窓からの明かりが降り注ぐソファスペース

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▶︎帝国時代から使われていそうな給水機

 

キャンパーであるnaoはこの手のものに目がないです。

オイルランタン大好きなのですがこの形状のランタンはロマンでしかない…

暗くなったら点灯させていただこう…

ワクワクがすでに止まらない!
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▶︎某アニメで有名になったガスランタンも同じ形をしていましたね。

 コールマン ルミエールランタン

石造りの内装ってどこを切り取っても素敵ですよね。

ホグワーツの曲がり角にも見えてきます。

この灯りもついたらきっと素敵なんだろうなぁ(光オタク)

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洞窟の中に地下へと続く螺旋階段。

ベットはこの地下エリアにありました。
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以上、カッパドキア到着編でした。

ここからはカッパドキアの街の散策や遺跡の観光など

旅の主題の部分をお届けしていきます。

 

もっと皆さんにトルコの魅力が伝えられたら嬉しいです。

まだまだ続くトルコの旅をお楽しみに!

 

本記事について詳しく知りたい情報や質問があればコメントをお願いします!
大喜びでお答えいたします!

 

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